手術日決定
2018.12.11
先週末のCTと人生2度目の大腸内視鏡検査結果を聞く大腸外科での診察の日。
先日の検査
人生2度目の大腸内視鏡検査ですが、
やはり検査前日から当日にかけての、検査食と1.8リットル服用する下剤マグコロールPの試練がキツかった…。
マグコロールPに関しては、初めてだったことが幸いしたのか、前回の方が幾分楽だったかも知れません。
今回は1800ccが途轍もなく大量に感じて、飲み切るのに時間も体力も余計にかかりました💦
けれど検査自体は、やはり「嫌な検査」であることに変わりはありませんが、人生初の前回よりかなり短時間だったこともあり、少し楽だったかなぁ…という印象です。
今回はポリープもなく観察するだけだったので!(^^)!
検査後の休息時間も、切除が無かったので前回の半分、約30分でOKでした。
診察
大腸外科で担当が変わりました。
受付で告げられて焦りました。
H医師から部長のS医師にバトンタッチ。
「なんでぇ~???」
疑問が湧きます。
で、大腸外科部長さんバトンタッチということは…
もしかして、状態が悪くて難しい状況なのか…?
なんていう勘繰りも。
待合では、妻ともども落ち着かない時間が流れました(-_-;
外科部長さんというと、年配で恰幅の良い人を思い描いてしまっていたのですが、S医師は想像したより多分ずっとお若いです。
年齢を見抜くのはまったく不得意なのですが、ボクの印象としては40代後半…かなぁ…。
S医師の説明によると、H医師の外来日は月曜日なのですが、この日は火曜日でS医師の外来担当日のため、担当が変更になったとのこと?
ちょっと怪しげな…説明ではありましたが、真に受けることにしました(笑)
検査の結果と術式の説明
がんの病巣自体は、若干小さくなっていて手術は可能とのこと。
ステージは3Cで、リンパ節への転移は認められるが、肝臓、肺、腹膜などの遠隔転移はない。
手術は肛門を温存する低位前方切除術という術式で、ロボット支援下の腹腔鏡手術で行う予定だが、状況によっては開腹手術に切り替えることもあり得る。
予定手術時間は、麻酔も含めて8時間程度。
術後は一時的な人工肛門を設置するが、後に閉鎖予定。
手術支援ロボット“ダ・ヴィンチ(da Vinci Surgical System)”について
https://j-robo.or.jp/da-vinci/
日本ロボット外科学会
手術における合併症と後遺症の説明
合併症
〇出血
〇縫合不全(頻度10~16%) 結構高いのではと不安に。
〇腸閉塞
〇感染症
〇肺血栓塞栓症
〇肺炎、無気肺
〇全身麻酔による、心筋梗塞、脳梗塞、肝腎障害、アレルギー
生死に関わる可能性のあるものも多く、俄然不安になりました。
手術というのは、なんとハイリスクなことか…。
後遺症
〇人工肛門閉鎖後の排便障害
〇排尿障害
〇性機能障害
このうち、排尿障害、排便障害のリスクは高いとのこと💦
病巣付近は多数の神経があり、左側方のリンパ節郭清を行う必要があるため、万全を期すけれど神経を傷つける可能性があるためとの説明でした。
排尿障害の程度としては、もしかすると自分でカテーテルを用いた導尿が必要になるかも知れないそうです。
トイレの度に…?
痛みはないのか尋ねたところ、
「気分が良くはないだろうとおもいます…」
との回答でした(-_-;
これはかなり響きました。
憂鬱のどん底へ転落…。
そんな感じ。
もう一つ、人工肛門閉鎖後の排便障害ですが、直腸がなくなるため、便を溜めておくことが出来なくなる。
そのため通常術後1日10回~20回の排便回数になるようなのですが、数か月ほどすると1日4~5回に落ち着いてくる方が多い。
また、便失禁などもあり、パッドが欠かせない場合も。
そして、当然ながら直腸がなくなるので、元の状態に戻ることは無いそうです。
ただしボクの場合、放射線による術前治療を30回程度受けているので、排便障害のリスクは、放射線をやっていない人よりはだいぶ高くなるらしいのです。
断言することはできないが、数年かかって1日4~5回に落ち着けば良し、もしかしたらもっと回数が多くなったり便失禁が続くこともあり得るけれどなんとも言えないとの説明でした。
これも結構ブルーなお話で、消沈しますよね。
手術は年明け、1月7日入院、1月8日手術、1月8日ICU、1月9日病棟戻り、1月14日退院、というスケジュールになりました。
1週間で退院出来ると聞いたときは、ちょっと嬉しかったです(^^♪
ただし、感染症や合併症がなければですが。