なってみてわかったe.t.c...

直腸がんの闘病回想記と気になる健康管理ネタなど

術前の準備あれこれ

入院から手術の予定が決まり、まず患者家族支援センターで手術までの生活など準備説明を受けます。

 

入院に必要な物品、手術に必要な物品の説明があり、入院までの日常生活における注意事項の説明がありました。

 

〇口腔ケア

歯科受診をして、歯石を除去するなどのアドバイス

 

〇禁煙

タバコは10年以上前に止めているので問題なし。

 

〇禁酒

w…

 

年末年始ですよぉ~💦

もしかしたら最後になるかも知れない年末年始の家族の団欒だし…

息子たちも顔を見せに来てくれる予定だし…

今年ばかりはミーハーにこたつに入って紅白歌合戦を見ながら一杯という計画だし…

正月は、やっぱりおせちとお屠蘇でしょう(^^♪

それに少し嗜みつつの方が食もすすむし…

 

で、あきれられることを覚悟で看護師さんに

「正月をまたぐし、軽~くでもダメですか?」

 

「軽~くってどれくらい?」

 

「ビール1本とお酒1合ぐらい…(-_-;」

 

「う~ん、…それぐらいなら…。でも多量の飲酒は肝機能の悪化に繋がって手術にはマイナスになりますから気をつけてくださいね。…そして、入院前数日はできるだ限り控えてくださいね。」

 

ということで1月7日の入院なので、まあ正月3が日はイケる!と判断。

 

〇爪の手入れとおへその掃除

 

〇呼吸訓練

術後数日間は麻酔の影響で気管支の働きが低下するそうです。そのため肺に痰が溜まりやすくなって肺炎や無気肺といった合併症の発生が懸念されるとのこと。

 

合併症を起こすと追加治療が必要で、入院期間も延びる…

w…それは遠慮したい…です💧

 

その説明とともに看護師さんから渡されたのが「コーチ2」という呼吸訓練器。

 

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呼吸訓練器コーチ2

練習方法は、

 

〇マウスピースをくわえる

 

〇右側の黄色いマーカーが約5秒間「スマイルマーク」の間を浮遊するように、ゆっくり息を吸い続ける

 

〇中央のピストンが徐々に上昇するので、設定したインジケーターの目盛に達するまで吸い続ける

 

〇マウスピースを離して、普通に息を吐きだす

 

〇ピストンが下まで降りたら、同様に繰り返す

 

〇以上を1コース5回として、1日10コース行う

 

 

 

これが結構キツいです。

 

最初は頭がクラクラするほど(-_-;

 

 

そのほか、呼吸に関連する筋肉のストレッチ方法や腹式呼吸の方法などのレクチャーを受けました。

 

あたりまえですが、結構大ごとみたいです…

 

改めて実感が湧いてきました…💦

 

 

次に麻酔科の担当医師から、危険な合併症とされる「肺血栓塞栓症」と「深部静脈塞栓症」を含む合併症の説明と、全身麻酔について、手術の経過に則して丁寧な説明がありました。

 

否応なしに緊張感が高まります。

 

 

正直、不安だし怖かったです。

 

最後の正月かも…

 

現実感を増して脳裏をよぎりました。

 

 

そして、特定生物由来製品輸血に関する説明を受けてようやく帰路へ。

 

入院日には沢山の同意書に妻ともども署名捺印して提出しなければなりません。

 

 

 

これでボクは闘病の如何なる命運に対しても、自分で判を押して同意したことになるんですね。

 

 

まあいいんですけど…。

 

 

医療スタッフは努力して下さるだろうし。

 

 

帰り道、検査から今日までの日々を思い出したとき、

 

感謝と信頼。

 

それだけでした(^^♪

 

 

いよいよです。

 

 

呼吸訓練に励みまなければ。