なってみてわかったe.t.c...

直腸がんの闘病回想記と気になる健康管理ネタなど

手術前日・入院

2019.1.7

 

いよいよ入院日。

 

思い返せば、手術やその後の治療にばかり頭が持っていかれてしまって、落ち着かない正月でした(-_-;

 

けれど息子たちや孫、横浜の妹宅からリハビリに通う高齢の母など、近親みんなと屈託ない時間が過ごせたことはありがたかったです。

 

 

 

午前10時、入院受付で入院の手続き。

 

午前10時10分 指定された7階の病棟へ。

 

どうやらこのフロアは大腸がん患者フロアのようです。

 

部屋は2人部屋。

 

 

 

病室に入って暫くすると担当の看護師さんが来室。

 

荷物の解き方、手術用の備品の置き場所、今日の今後の予定、テレビやナースコールの使い方など一連の説明があり、パジャマに着替えて待つようにとの指示。

やがて男性の看護師さんから体毛の処理とおへその掃除。

 

手術だぁ~💦

 

緊迫感が増します。

 

続いて翌日の手術までの予定と、手術後の予定などの説明があり、昼食。

 

 

なんとお昼は食べてOKでした。

 

ただし大腸検査食(/_;)

 

そのあとは水分のみ。

 

そして夜までにOS-1を2本飲み切るよう指示がありました。

 

何でも予後が良いというデータがあるとか…。

 

 

 

先日麻酔の説明も手術の説明も受けているので、後は時間をやり過ごすのみ。

 

 

 

途中、担当のS医師を補佐するというM医師とS医師が来室。

 

めちゃめちゃ明るく

 

「具合はどうですか~?。…明日は最善をつくします!一緒にがんばりましょうね!」

 

とご挨拶をいただき気分が少~し和んだかな?

 

 

午後は妻と病院の売店に行ったり、レストランがあるという最上階を見に行ったり。

 

廊下の突き当りはサンルームというか、大きな窓と椅子があって景色が眺められるスペースになっています。そこからすぐ近くに富士山が(^^♪

 

幸いぼーっと山を眺めているのが好きなので、ここは入院中良く利用させていただきました。

 

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窓からの富士山

 

翌日の手術開始は9時。

 

時間は刻々と経過して夕暮れ。

 

妻にはそれに備えて今夜は近くのホテルをリザーブしてあります。

 

きりがないので、妻にホテルに入って風呂にでもつかってゆっくりするように提案。

 

本心はずっと近くにいてほしくて、寂しくてたまらないのに…。

 

一種のヤケクソ気味ってやつですかね💦

 

 

妻を一回のエントランスへ送り、ギリギリ別れ際の涙をこらえて、また富士山の見えるコーナーへ。

 

すっかり夕闇におおわれた外界。

 

でも、晴天だったせいか富士山は夕闇の空にくっきりと見ることができました。

 

 

夕食時間が終わり、配られた下剤を服用。

 

 

テレビをつけても、何をやっているのか…

 

気もそぞろ…

 

さっぱり頭に入ってきませんでした。

 

 

時間を見計らって妻に電話。

 

声を聞きたくて、

 

声を聞くと切りたくなくて、

 

一生懸命話題を探して…

 

また電話するかも、そう言って電話を切る。

 

 

…そんな通話をその夜3~4回ましまた(-_-;

 

 

消灯が近づき看護師さんから、

 

「眠れなくても焦らないで大丈夫。明日は全身麻酔で一杯眠れるから!」

 

って。

 

緊張で眠れない…

 

と思っていたのですが、なんと熟睡(-_-)zzz

 

気づくと7時間は眠ってしまいました(笑)

 

 

いよいよです。

 

手術の朝がきました。