なってみてわかったe.t.c...

直腸がんの闘病回想記と気になる健康管理ネタなど

右腹部のストーマ…

2019.1.9

 

手術翌日、GICUから病棟の病室に戻り一段落すると、気になりました…。

 

出来たばかりの一時的に増設したストーマのこと。

 

低位前方切除術だったので、肛門は温存することができ、術後化学療法の終了を待って閉鎖手術を行う予定になっています。

 

 

ボクの体はどうなっているのか?

 

 

その疑問への回答は案外早く、病棟に戻って待望の氷片で渇きを癒した後、看護師さんが傷口の確認に訪れた際に確認することが出来ました。

 

パジャマの前を開いて、腹帯をほどき、手術の傷口の確認です。

 

この時点ではボクは完全に仰向けの状態で、水平に倒されたベッドにいたので傷口がどうなっているのかはわかりませんでした。

 

ただ、担当のS医師の説明通りに傷はかなり小さいようで、それほど厳重にガーゼや包帯が重なっているような様子ではありません。

 

「うん、傷口は綺麗ね。いいでしょう。」

 

問題なさそう。

 

 

「ちょっとストーマを見ますね。」

 

右腹部、お臍の横あたりにカサカサと聞きなれない渇いた音。

 

「まだ大丈夫ですね。夕方捨てますね。」

 

 

・・・・・・・・

 

とにかくどうなっているのか気になって

 

「あのぅ…、ちょっと見てみてもいいですか?」

 

「じゃあ、ちょっとベッド頭の方上げましょうね。」

 

・・・・・・・・

 

通常より長め…次からは普通のサイズをつけますから。

 

と看護師さんが説明してくれたビニール製のパウチが腹部の右側に付いていました。

 

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納得はしていたし、覚悟もしていたものの、

 

やっぱりショック💦

 

「ああ、こうなっちゃったかぁ…」

 

何とも言葉では言い表せない感情が。

 

 

でも、そのうち元に戻れるんだから!

 

暫定的処置…

 

これがモチベーションになって、気持ちを立て直すことが出来ました。

 

 

入院中にストーマ装具の交換と、ストーマ部のケアを覚えることが退院の必須条件らしいです。

 

〇とりあえず明日は看護師さんが交換するのを見て、流れを掴む。

 

〇以後2日ごとに看護師さん立ち合いで装具の交換を練習する。

 

〇明日のどこかで、パウチの捨て方を看護師さんから教わる。

 

直近、そんな流れになっているようです。

 

 

こうして、ボクのストーマ生活は始まりました。