なってみてわかったe.t.c...

直腸がんの闘病回想記と気になる健康管理ネタなど

発端

2018.8.5

 

 

出血

作業中、内もものあたりに汗が流れるような感覚を覚え、ズボンに触れると湿った手触りが…。

 

朝からの猛暑のなか草刈りをしていたので、汗が流れるのは普通のことなのですが

妙に不安な気分に駆られてすぐにトイレへ。

 

トイレでズボンを下したときでした。

 

タラタラと脚を伝う赤い筋。

 

便器に腰を下ろしたのと同時に、激しい水状の下痢の感覚が10秒ほど続き、便器は血溜まりになっていました。

 

 

 

それがこの病気の発端でした。

 

 

今年の健診結果は…?

実は勤務先で毎年生活習慣病健診を受けていて、前年まで2年連続して便潜血反応陽性で「要精密検査」の通知が届いていました。

 

ただ自覚症状はまったく何もなく、検査項目が未知の大腸内視鏡検査という敷居の高さもあって、自己判断で様子見を決め込んでいました。

 

が、

 

2018年春の健診では便潜血反応陽性の指摘はなく、「要再検査」項目として記載があったのは、血圧のみ。

 

 

実はやっぱりなんともなかってんだ…(^^

 

 

安心しきっていたのに…(;_:)

 

 

心の中に沸き上がり溢れんばかりに増殖し続ける単語…

 

「がん」

 

「大腸がん」

 

 

 

気持ちを落ち着かせるとか、そんなこともう無理。

 

近所の行きつけの内科で午後診察を受けることに決め、即刻「体調不良」を理由に帰宅。

 

 

 初診

午後、かかりつけの内科医に経過を説明。

 

 

可能性は低いとは思うが「痔」の場合もあるのでということで、触診。

 

出血が続いており、おそらく「大腸がん」であろうとの診断。

 

早いほうが良いということで、がんセンターへの紹介状と、初診の予約を取り付けてもらう。幸い翌日の朝一番で予約をとることが出来ました。

 

 

 

緊張と落胆、その他多くの感情が複雑にからみあって噴出してきて、整理がつかない。

 

 

仕方がないのでまた確定診断ではないと無理やり気分を上げて、翌日の診察に臨むことにしました。